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ヴィオラ会の三毛猫タマ

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【週刊】Classic Music Salonへようこそ#7 ~NHK交響楽団第1768回定期公演について

>ねぇねぇ、お母さん!桃太郎の話って、ボクは嘘だと思うんだよね~
>え?どうして。
>だって現実味がないじゃん!本当の桃太郎の話はね、こうだと思うよ。「昔々、おじいさんとおばあさんが川で洗濯をしていました・・・」
>(おじいさんとおばあさんは一緒に洗濯をしていたっけ?)
>「するとそこにももが(中略)流れてきました。おじいさんは『これは大きな桃だ、家で食おうじゃないか!』といいました。でもおばあさんが『でもこの大きさはわしらじゃ持って帰れない。ここで切りましょう』といいました。そこでおじいさんは家から斧をもってきました・・・」
>(斧?)
>「そしてその桃に斧をバスッといれて、『はっ!』といって桃を思いっきり割りました。すると桃から赤い血が流れるではありませんか。『何故血が?』とおじいさんが不思議に思いながらおそるおそる桃を開けてみると・・・なんと中にいた子供まで真っ二つに割ってしまったのです!『なぜ桃の中に子供が・・・』おじいさんとおばあさんはそのまま泡を吹いて死んでしまったとさ」おしまい。どう?現実的でしょ!
>・・・。(どこでこの子はそんなことを学んできたんだろう?パパが変なことでも吹き込んだのかしら?)

みなさんこんにちは。三毛猫タマです。
なぜ桃太郎の話において、桃を切っても桃太郎は真っ二つにされなかったのか、これは私の幼稚園の頃からの疑問です。この疑問の答えをご存知の方はぜひ教えてください。

さて、桃太郎はさておき、今日は先日11月20日に放送されたNHK交響楽団の第1768回定期公演についてお話ししたいと思います。
さっそくプログラムを振り返ってみましょう。

リャードフ/交響詩「魔の湖」作品62
ショスタコーヴィチ/ヴァイオリン協奏曲 第2番 嬰ハ短調 作品129
チャイコフスキー/交響曲 第5番 ホ短調 作品64

管弦楽:NHK交響楽団(コンサートマスター:堀 正文)

またまたオールスラヴ系のプログラムです。

では、指揮者とピアニストのプロフィールを、NHK交響楽団のホームページから引用させていただきます。

★指揮:トゥガン・ソヒエフ
 トゥガン・ソヒエフは、間違いなく現在最も注目される若手指揮者の一人だろう。1977年、ロシア連邦北オセチア共和国の首都ウラジカフカスに生まれたソヒエフは、サンクトペテルブルク音楽院で、ゲルギエフやビシュコフらを育てたことで知られる名教師イリヤ・ムーシンなどに指揮を学んだ。2005年、フランスの名門トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団の首席客演指揮者及び芸術顧問に就任したソヒエフは、2008年には同団の音楽監督となる。現在まで彼らの評価は高まる一方で、『フィガロ』紙は「フランスの音楽生活の中心」と絶賛し、パリ管弦楽団、パリ・オペラ座管弦楽団とともに、フランスのベスト3にランクしたほどである。ソヒエフと同団は、2012年12月に日本ツアーを行い、フランスとロシアの作品で名演を聴かせた。
 ソヒエフはまた、2012/2013年のシーズンから、ベルリン・ドイツ交響楽団の音楽監督も務めている。その他、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団といった世界中の優れたオーケストラ、ウィーン国立歌劇場、メトロポリタン歌劇場、マリインスキー劇場などの名門歌劇場に招かれ、いずれも好評を博している。2012/2013年シーズンには、シカゴ交響楽団及びライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団に初登場、ウィーン・フィルへの再登場も果たしている。N響とは2008年に共演したが、定期公演を指揮するのはこれが初めてである。(増田良介)

★ヴァイオリン:諏訪内 晶子
 桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコース修了。文化庁芸術家在外研修員としてジュリアード音楽院本科およびコロンビア大学等で学ぶ。1990年史上最年少でチャイコフスキー国際コンクール優勝。翌年ニューヨークに留学。その後、世界各国の著名な指揮者、オーケストラと共演。またマールボロ、ロッケンハウス、シュレスヴィヒ・ホルシュタイン等、国際的な音楽祭にも多数出演している。
 N響とは1991年以来、共演を重ね、2008年N響定期でP. エトヴェシュの《「セブン」(コロンビア宇宙飛行士への追悼)―ヴァイオリンとオーケストラのための》、2012年N響「Music Tomorrow」でJ. マクミランの《ヴァイオリン協奏曲》ともに日本初演の独奏を務めた。
 2012年のエリーザベト王妃国際音楽コンクール・ヴァイオリン部門のセミファイナルおよびファイナルの審査員。2013年は「国際音楽祭Nippon」を企画、芸術監督を務めた。使用楽器は、日本音楽財団より貸与された1714年製作のストラディヴァリウス「ドルフィン」。(柴辻純子)
<NHK交響楽団HPより引用 引用元:http://www.nhkso.or.jp/concert/concert_detail.php?id=234

☆リャードフ/交響詩「魔の湖」作品62
 あまり演奏機会のない曲で、初めて聞いた方も多かったと思います。私も初めて聞きました。
リャードフは散歩するときはスケッチブックを持ち歩いていたそうで、この曲を書いたときにもスケッチを残していたそうです。そのスケッチには、岸辺に葦やエゾマツが生えている湖を描いています。
 非常に繊細なメロディーで、そのメロディーを非常に丁寧に表現していました。この作品は標題音楽の「お手本」といっても過言ではないと思うくらい美しい曲でした。本当にリャードフの書き残したスケッチが目に浮かびました。非常にきれいな演奏、その一言に尽きると思います。

☆ショスタコーヴィチ/ヴァイオリン協奏曲 第2番 嬰ハ短調 作品129
 ショスタコーヴィチの晩年の曲です。非常に長く難しいカデンツァが特徴です。
 それにしても暗い曲。重い曲だなと思いました。あまり好きになれないかも・・・。
 しかし諏訪内さんのソロは圧巻でした。カデンツァを見事に弾きこなしていました。解説によると、この曲は諏訪内さんの新しいレパートリーのようで、彼女本人も非常に緊張感をもって臨んでいるのではないかとおっしゃっていました。
 諏訪内さんとN響の付き合いは長く、おそらく団員の皆さんも諏訪内さんの癖というか弾き方をよく熟知しているでしょうから、オケとソリストの絡みはよかったと思います。

☆チャイコフスキー/交響曲 第5番 ホ短調 作品64
 ご存知の方も多いでしょう、この曲は。非常に有名な曲です。「チャイ5」なんて呼ばれたり。
 ちなみですが、この曲の第二楽章の有名なホルンソロは、ジャズ音楽の『Moon Love』のモチーフになっています。興味のある方はこちらもぜひ。
 今回の演奏は、私が今まで聞いた中で一番良い演奏だったと思います。まさに「華麗な」演奏でした。
―第一楽章―
 クラリネットによる主題からスタート。そのあと行進曲風に曲が進行していきます。
 縦のラインがはっきりとしたメロディーです。だから明るい曲と言えるかというと、そうでもなく、「厳かな」という言葉が(個人的には)しっくりくるような気がする楽章だと思います。その「厳か」さを今回の演奏は見事に表現していると思います。指揮者のソヒエフ氏はロシア人だというのも大きな要素なのでしょう。
―第二楽章―
 やはりホルンソロですね。すばらしいソロでした。今回のホルンソロ奏者は福川さんです。
 そのホルンソロですが、非常に幻想的で、かつ奥行きを感じさせるメロディーでした。そしてソロを支える弦のフレーズはそのソロになんとも言えないきれいな「霧」をかけている感じで、まるで朝のまだ霧の晴れない静かな草原を思わせる演奏でした。
―第三楽章―
 三拍子のワルツ。バレエ音楽を数多く手掛けてきたチャイコフスキーならではのきれいなメロディーでした。しかし交響曲の中に純なワルツを入れてくるのも珍しいのではないのでしょうか?
 この美しいメロディーにまた素晴らしい味付けをソヒエフ氏はしたなと思います。管と弦の音量のバランスが絶妙で、これまた神秘的な空間を作り上げていたと思います。
 この楽章はまさに「華やかな」楽章でしょう。「白鳥の湖」や「くるみ割り人形」などに出てくるワルツのような華やかさがあったと思います。非常にきれいで華のある演奏でした。
―第四楽章―
 最初に第一楽章で提示された第一主題がここで戻ってきます。この第四楽章は、最初は一楽章の厳かさを再現しますが、曲が進むにつれて華やかになっていきます。そして、最後のトランペットのファンファーレともいうべきメロディー(第一主題の再現)で幕を閉じます。
 スラヴ系音楽にはその独特の華やかさがあると私は思っているのですが、今回の演奏ではその独特の華やかさが見事に表現されていたと思います。チャイコフスキーの楽曲にある独特の、表現しえない華やかさ。圧巻のフィナーレだったと思います。

チャイコフスキー、やはり素晴らしい作曲家です。今回改めてチャイコフスキーの素晴らしさをひしひしと感じました。
やはりスラヴ系は華麗ですな!
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