プロフィール

ヴィオラ会の三毛猫タマ

Author:ヴィオラ会の三毛猫タマ
音楽について語らいませんか?
更新後、Twitterにてお知らせします。
Twitter URL:https://twitter.com/viola_miketama/


最新記事


最新コメント


最新トラックバック


月別アーカイブ


カテゴリ


訪問者数


現在の閲覧者数

現在の閲覧者数:

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

【週刊】Classic Music Salonへようこそ#6 ~NHK交響楽団第1767回定期公演について

>もう~いくつ寝ると~おしょうがつ~♪
>あと27回じゃボケ!
>じゃあ28回寝たら箱根駅伝ってことだね。
>・・・。だから?

みなさんこんにちは。三毛猫タマです。
ここんところ演奏会が続いていたことがあり、更新がかなり遅れてしまいました。書きたいネタはあるので、原稿ができたら順次配信します。ごめんなさい!

今日は先日(とはいってもだいぶ前の11月15日ですが)放送されたNHK交響楽団の第1767回定期公演についてお話ししたいと思います。
まずはプログラムを振り返ってみましょう。

ボロディン/交響詩「中央アジアの草原で」
ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第2番ハ短調 Op.18
ソリストアンコール:ラフマニノフ/前奏曲集Op.23から第6番変ホ長調
プロコフィエフ/交響曲第5番変ロ長調 Op.100

管弦楽:NHK交響楽団(コンサートマスター:篠崎 史紀)
NHK-FM放送における解説:野平一郎(作曲家、東京芸術大学音楽学部教授)

オールスラヴ系のプログラムです。
私はプロコフィエフの交響曲は初めて聞きました。

では、指揮者とピアニストのプロフィールを、NHK交響楽団のホームページから引用させていただきます。

★指揮:トゥガン・ソヒエフ
 トゥガン・ソヒエフは、間違いなく現在最も注目される若手指揮者の一人だろう。1977年、ロシア連邦北オセチア共和国の首都ウラジカフカスに生まれたソヒエフは、サンクトペテルブルク音楽院で、ゲルギエフやビシュコフらを育てたことで知られる名教師イリヤ・ムーシンなどに指揮を学んだ。2005年、フランスの名門トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団の首席客演指揮者及び芸術顧問に就任したソヒエフは、2008年には同団の音楽監督となる。現在まで彼らの評価は高まる一方で、『フィガロ』紙は「フランスの音楽生活の中心」と絶賛し、パリ管弦楽団、パリ・オペラ座管弦楽団とともに、フランスのベスト3にランクしたほどである。ソヒエフと同団は、2012年12月に日本ツアーを行い、フランスとロシアの作品で名演を聴かせた。
 ソヒエフはまた、2012/2013年のシーズンから、ベルリン・ドイツ交響楽団の音楽監督も務めている。その他、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団といった世界中の優れたオーケストラ、ウィーン国立歌劇場、メトロポリタン歌劇場、マリインスキー劇場などの名門歌劇場に招かれ、いずれも好評を博している。2012/2013年シーズンには、シカゴ交響楽団及びライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団に初登場、ウィーン・フィルへの再登場も果たしている。N響とは2008年に共演したが、定期公演を指揮するのはこれが初めてである。(増田良介)

★ピアノ:ボリス・ベレゾフスキー
 1990年のチャイコフスキー国際コンクールで優勝したボリス・ベレゾフスキーは、今やロシアを代表するピアノの名手。1969年、モスクワ生まれ。モスクワ音楽院で学び、エリソ・ヴィルサラーゼに師事。1987年のリーズ国際ピアノ・コンクールで第4位に入賞し、1988年にウィグモア・ホールのリサイタルでロンドン・デビューを飾った。日本には1990年以来しばしば訪れ、最近では、2011年のNHK音楽祭でアントニオ・パッパーノ&ローマ聖チェチーリア国立アカデミー管弦楽団とリストの《ピアノ協奏曲第1番》を演奏。昨年はラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンで得意のロシア・レパートリーを披露した。N響とは今回初共演。
 ショパン、リストなどのロマン派音楽に数多くの録音を残しているが、やはり、ラフマニノフなどのロシア音楽は彼の最も重要なレパートリーである。ラフマニノフのピアノ協奏曲全曲はドミートリ・リス&ウラル・フィルハーモニー管弦楽団と録音している。今回のロシアの若き鬼才トゥガン・ソヒエフとの《第2番》は、まさに注目の共演である。(山田治生)
<NHK交響楽団HPより引用 引用元:http://www.nhkso.or.jp/concert/concert_detail.php?id=236


☆ボロディン 交響詩「中央アジアの草原で」
 木管の美しい旋律が有名なこの曲。草原の穏やかで柔らかな風を想起させるメロディー。基本リズムとなっている低弦のピチカートも非常に印象的です。後半部では木管の旋律をチェロ、ヴァイオリンと弦が受け継ぎます。最後に再び旋律が木管に戻り、フルートの静かな旋律で幕を閉じる非常に美しい曲です。
この曲からは、私は動物がいない風景を思い描くのですが、皆さんはどうですか?あなたがこの曲を聴いて思い浮かべる「中央アジアの草原」には動物がいますか?原題は「中央アジアで」。作曲者自身は楽譜に次のようなコメントを書き残しているそうです。「中央アジアの果てしない静けさの中で歌が聞こえ、馬やラクダがやってくる。アジアの隊商『キャラバン』はロシア兵士に守られ、やがて草原に溶け込んでいく。」なるほど。ボロディンは動物が通っていく草原を描いていたようです。動物の姿を見出すことのできなかった私は、まだまだ修行が足りないってことなのでしょうか?

☆ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番ハ短調 Op.18
 冒頭の和音は全ての音を一気に弾いていましたね。手の大きいピアニストにしかできない技です。しかしながら、少し残念だったのは手が大きいゆえか、ピアノソロが前に前に行く演奏で、指揮者が若い人だったこともあり、そのピアニストのテンポにオーケストラがうまくついていない演奏になってしまったところです。コンチェルトにおいて、オケとソリストがかみ合うように指揮を振るのは至難の業です。あらためて、この曲の難点を感じたところです。
 演奏は、非常にリズミカルな演奏でした。私のオケの友人は「作曲者ラフマニノフ自身が弾いた演奏に近い」と言っていました。ラフマニノフも、ベレゾフスキーも手の大きいピアニストです。相通ずるものがあるのでしょう。でもこのような淡々とした演奏は日本人には聴きなじみがなく、ちょっとものたりないと思った人もいるのではないでしょうか?たしかになかなかこうゆう演奏に触れる機会は少ないかもしれません。日本人はどちらかといえばロマンチックな演奏を好む傾向が強いため(とくにベートーベンにおいてはその傾向が顕著に表れるように感じます)、日本人うけを狙った場合、このような演奏には仕上げないと思います。そうゆう意味では、(日本においての演奏としては)非常に珍しいタイプの演奏だったと言ってもいいでしょう。非常にエネルギッシュな演奏でした。

☆プロコフィエフ 交響曲第5番変ロ長調 Op.100
 この曲は初めて聞いたのですが、まず編成が大きい。パーカッションの種類も多いしピアノ付というのも大きな特徴ではないでしょうか。
 作曲されたのは1944年。ピアノスコアを書き、そのあとオーケストラのスコアを書いたようです。基本はピアノである。確かにこの曲はそんな感じがする曲です。
 複雑に旋律が絡み合う独特な感じが非常に印象的でした。特に1楽章は大海原に航海に出たような印象を持たせる曲の感じで、旋律に奥行きを感じました。2楽章はパーカッションの多用が印象的でした。そして非常にリズミカルでした。旋律もはっきりしていた。全体通してどこか吹奏楽曲らしい音楽の使い方を感じました。
 私は現代クラシックがそう好きなほうではなく、あまり聞きません(←コラ)。この曲の3・4楽章あたりはちょっとわたし好みでない(好きな人ごめんなさい!!)感じで、まだまだこの手の曲を理解できる器じゃないなとしみじみ感じさせられました。
 しかしながら、何か情熱を感じる曲であり、心の中にある何かを奮い立たせるものがこの曲にはあったと思います。プロコフィエフ自身もこの曲について、次のように語っています。
「戦争が始まって、誰も彼もが祖国のために全力を尽くして戦っているとき、自分も何か偉大な仕事に取り組まなければならないと感じた。」
「わたしの第5交響曲は自由で幸せな人間、その強大な力、その純粋で高貴な魂への讃美歌の意味を持っている。」(1951年)
<田代薫訳『プロコフィエフ 自伝/随想集』音楽之友社、2010年、223ページ/ウィキペディアより>
 
なんかこじんまりとまとまってしまいましたね。
現代クラシックに関して、私はまだまだ修行が足りないなとしみじみ痛感いたしました。
精進します。
ではまた。
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿



管理者にだけ表示を許可する


トラックバック

http://violamikenekotama.blog.fc2.com/tb.php/7-6fee554d

 | ホーム | 


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。